代数的整数論序説 オイラーからガウスへ
¥3,850 (税込)
高瀬 正仁 著
A5判/322頁
本書は「なぜ素数はこうなるのか?」について,ガウス,オイラー,アーベルら研究をとおし深層に迫ります.数学人なら興味を抱く,フェルマの欄外ノートとガウスの『アリトメチカ研究』から数論の源流を辿り,平方剰余から楕円関数,代数的整数論の芽生えへと至ります.
【主な内容】 平方剰余の理論への道を開く/平方剰余の理論の基本問題/2 次形式の理論/円周の等分理論/黎明の楕円関数論/4 次剰余の理論/代数的整数論の芽生え