理工系学生のための基礎数学

著者：村田健郎
A5判／210頁

1994年5月発行　現在理系大学学部の一年次では、微積分、線形代数、一般物理学の講義が同時に、しかも別々に始まり、相互の連絡がとりにくくなっている。実際には深く関りあっている数学と物理の間を橋渡しし、学問の楽しさを味わえるようになることを目指した書。　本書は，理工系学生のための，微積分と線形代数とを統一的に学習することを狙った手軽な数学入門書である．併せて，高校の数学から大学の数学への円滑な橋わたしを狙っている．この本はまた，すでに社会人となった人が，何かの理由で，しばらく離れていた数学の復習を要領よく行いたいときにも役立つことを念じている。