経済数学の羅針盤 解析学・大学院入試問題解題
¥2,970 (税込)
藤間 真・中村 勝之 共著A5判/244頁
解析系院試問題散策.
解析学の分かった感のために.
本書の前半では大学院の入試問題を題材に常微分方程式や偏微分方程式の求積法,フーリエ展開,数値解析,複素解析などを,大学での一般の学び方や数学の学び方を実際の対話形式でわかりやすく進め,後半は前半の内容を踏まえつつ,経済数学に惹きつけた問題をピックアップしながら複雑化する経済を厳密な数学の筋道で突き詰めようと試みます.その筋道を担いつつも経済分析へいかに組み込むのかにも注力しました.数学を志し,経済数学を扱う方へ必読の書です.
【内容】複素数と指数・対数・三角関数/複素解析への入り口/運動方程式を背景に持つ常微分方程式/直接扱える常微分方程式/連立常微分方程系と線形代数/温度分布を源流とする偏微分方程式/直接解ける偏微分方程式/フーリエ解析の入口に立つ/:数値解析の入口に立つ/あえての差分方程式/微分方程式を使った経済分析の基礎/異時点間最適化問題の扉を開く/異時点間最適化問題の本丸へ