線型代数対話 第3巻 量系のテンソル積 – 多重線型性とその周辺–
¥2,860 (税込)
西郷甲矢人・能美十三 共著A5判/230頁
ガリレオからグロタンディーク,そして未来へ
本書は,シリーズ「線型代数対話」の第3巻である.第1巻では圏論の基本手法に親しみ,第2巻では「量」に関わる諸概念の圏論的な取り扱いをテーマとした.そこでは「量系(可換モノイド)」の概念が重要であった.それらに続く本書においては,「いくつかの量系から新しい量系をつくる操作」としての「テンソル積」に焦点を当てる.
著者2人の小気味よい対話と, テンソル積という概念に向かってゴリ押し展開する様をお楽しみいただくことができます.