目次など
行列論も群論も, その創設には, ケーリーが深くのめりこんでいる.ケーリーの業績を軸に,話を進めていくホニャラ・ホニャラ大学の香山教授と,教養課程の学生箱崎・六本松の両君とともに, ケーリーをめぐる三人の対話である.
この本を手にとったアナタが,ほんのひとときでも数学の素顔とナマの魅力とを楽しんでいただければ幸いである.
書籍
雑誌
¥1,870 (税込)
著者:矢ケ部 巌
行列の概念も群の概念も高校課程の数学に顔を出すが,大学の教養課程では,文科・理科を問わず,さらに詳細な知識が伝授される.行列と群とについての知識の獲得が普及されつつある反面,それら知識の根源に立ち入るという試みは少ないように見受けられる.教育上の時間的制約のためであろうが,物事の根源にさかのぼって考察するというのは,数学精神の基盤で、はなかったか.本書はこの部分にスポットをあててみたい.
在庫切れ
行列論も群論も, その創設には, ケーリーが深くのめりこんでいる.ケーリーの業績を軸に,話を進めていくホニャラ・ホニャラ大学の香山教授と,教養課程の学生箱崎・六本松の両君とともに, ケーリーをめぐる三人の対話である.
この本を手にとったアナタが,ほんのひとときでも数学の素顔とナマの魅力とを楽しんでいただければ幸いである.